2006.11.06 (Mon)
Island Boy

by Barbara Cooney
読みやすさレベル3.8 総語数2,202
129冊目 累計語数1,556,935
**あらすじ**
開拓時代の小さな島を舞台にしたある家族の物語。
その島に住んでいるのは両親と子供12人の一家族だけ。厳しく豊かな自然の中で、自給自足の生活をする一家。やがて時は流れ、子供たちは大きくなり島を出て行きますが、末っ子の男の子だけが、すっかり大人になってから島へ戻ってきます。
ほぅ……。相変わらず淡々と、けれど美しく、開拓時代のアメリカの風景が描かれています。四季折々の美しい絵から、毎日の生活を大切に生きていた当時の空気が伝わってくるようでした。
物質的に豊かすぎる現代社会で、私たちが失いつつある『何か』。その『何か』を感じさせてくれる絵本…かもしれません。
あ、でも最初にこの本を手にとったときは、表紙の少年の表情がちょっと怖かったんですけどね(^^;)
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